
8/19(火)zoomでOKシードプロジェクトさんによるオンライン学習会がありました
YouTubeで公開されていますのでぜひごらん下さい
衝撃の内容でした
オンライン学習会:急激に変わる食 ー 「ゲノム編集」、細胞培養、合成生物学は未来の食?
ゲノム編集に対する拒否反応は想像以上に大きく、大々的には流通販売などは進んではいないようですが、日本だけがゲノム編集の野菜のシシリアンルージュというトマト(ハイギャバの表示がある)は明治屋・成城石井などで販売が始まっているそうです。表示があるのでシシリアンルージュのトマトを買うときはご注意ください。
ゲノム編集に元モンサント(バイエル)が乗りだし変色しないレタスの種がアメリカで発売が始まっているそうです。変色しないバナナも開発が進みフィリピン・アメリカ・カナダで承認されているので今年にもスタートするかも知れないそうです。
そして細胞培養・合成生物学による食の開発が進んでいて、今回のオンライン学習会ではこちらの話を聞いて恐ろしくなりました。
細胞培養というのはiPS細胞と同じ仕組みで幹細胞を取り出し細胞を培養することで肉(のようなもの)うなぎ(のようなもの)等を作り出す仕組みです。
培養するため微量ミネラルを大量の大豆やサトウキビから摘出するのですが、ココで使われるのは遺伝子組み換えの大豆やサトウキビです。
そこで作られた食品は細胞性食品と呼ばれるそうです。
遺伝子組み換えやゲノム編集は既存の遺伝子を操作するものですが、細胞性食品(細胞培養)人間が設計して作った遺伝子なので安全であるとすすめているそうです。そして、動物愛護の観点からすると牛のゲップによる温暖化が防げる等の理由から気候変動に考慮した生産性として、環境問題に関心の高いナルドディカプリオ氏などが応援しているそうです。
もう10年も前から開発は進み、すでに石けんに使う香料やミルク(のようなもの)、チョコレートの甘味料として出回っている商品もあります。
2004年からLALの機内食としても出されたチョコレート(Oobil)に使われている甘味料は、西アフリカにしか無い希少植物からとれる甘味量を真似てタンパクを合成生物学で培養したものです。
希少植物の伝統文化である生物資源への盗賊行為であると懸念されています。
そしてミルク(のようなもの)には、普通の牛乳に含まれる栄養素はほんの一部しか含まれず、自然界に存在しないタンパク質が92種も検出されたそうです。
皆様もご存じのとおり、アレルギーの原因となるアレルゲンはタンパク質が主ですからこれがどれだけ恐ろしいものか、未来への不安は益々大きくなります。
医療などに使用されるiPS細胞はとても小さいものでありますから一定の細胞分裂で止まりますが、食として活用する場合、量が沢山必要となりますので、細胞分裂が止まらないよう遺伝子操作されます。
iPS細胞には免疫システムが無いため、細胞がガン化する懸念があるそうです。
そして、すでにアキタコマチRとして米の流通が進んでいるビーム線育種もあります。
ビーム線というのは放射線を放射する事をさします。
(日本では現在ジャガイモだけ芽止めのために放射線照射が認められています。北海道で行われています)
米は生育時に微量のカドミウムを含んでしまいます。
カドミウムは有害な物質です。でもこれまで日本人は米を主食として食べ続けてきましたが、米からのカドミウムで人体に影響が出た事は無く、世界から見たら日本はカドミウムの摂取基準値が高く設定されているとはいえ(米が主食だと言うことをふまえて)、基準値以内に収まっているのです。
それを今更危険視して放射線照射したビーム線育種を、安全な米として流通しているのです。
内閣府による【みどりの食料システム】の中でも進められており、ゆくゆくは有機JAS認証が受けられる方向に持って行くのではないかとも言われています。これは国会では議論されず、各省庁に委ねられています。
アキタコマチRと言う名前で米が流通すればまだわかりやすいですが、全国に広がり様々な名前で流通しています。
一例としてこれらはすべてビーム線照射した米ですので、購入の際はご注意下さい。
コシヒカリ環1号
にこまる環1号
たちはるか環1号
あきだわら環1号
ほしじるし環1号
あきたこまちR
きぬむすめ環1号
キヌヒカリ環1号
やまだわら環1号
ふくひびき環1号
えみのあき環1号
越のかおり環1号
ミズホチカラ環1号
ほしみのり環1号
とよめき環1号
オオナリ環1号
もちだわら環1号
萌えみのり環1号
ちほみのり環1号
姫ごのみ環1号
北陸193号環1号
恋の予感環1号
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お米の話で驚いたことがあります。
京都大学で始まっているコンテナで育てる米があります。
高さ20cmほどの稲で、これは遺伝子組み換えの稲です。
微生物の遺伝子を加えてこの稲から牛乳のタンパク質を作り、これで作ったアイスクリームがあるそうです。
Kinish社のアイスクリームです。稲が作ったタンパクなので、牛乳タンパクとの違いが無ければGMOのラベルは必要ないそうです。原料となるこの稲は遺伝子組み換え食品です。
そしてお米の話はまだあります。
米不足に加え、年々ひどくなる酷暑での水不足。
お米を生育する水田には沢山の水が必要です。
そこで乾田がすすめられているそうです。野菜の露地栽培と同じように土に米を蒔いて育てる方法です。
一見良いことのように感じますが、水田では雑草被害がすくないことと水田では元モンサントが作る除草剤(ラウンドアップ)が効果発揮しません。
ところが乾田は一般の野菜作りのように乾燥した土で米作りをしますので、雑草対策が不可欠となり、水がない分ラウンドアップが効果を発揮します。
ラウンドアップを沢山売るための策として乾田がすすめられる懸念があるそうです!
そして乾田用の種子を種子法を利用して生産者に販売することも不安視されています。
そして今年小泉大臣によりこの乾田をすすめるための助成金制度が決定されたそうです。
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これらは今回のオンライン学習会で伺った内容です。
もう一度ゆっくりYouTubeを見直そうと思います。
もしかしたらところどころ私の書き間違いなどもあるかも知れません。
ちょっと油断していたら、どんどん食の世界が変っていて恐ろしくなりました。
OKシードプロジェクトさんは定期的に無料でオンライン学習会をされています
✳︎サポーター会員になる必要があります(無料)
会員になるのは無料ですが、事務局長の印鑰氏は本当に命をかけて、人生をかけて今食の世界に起きていることを情報発信し続けてくださっています
新しい食が研究開発されたとき、狙われるのは学校給食だそうです
そしてイタリアやドイツ、アメリカでも地方や自治体が、そして市民の動きが細胞培養肉を禁止へと導いた例があるそうです
なんだかんだ言ってコオロギ食もゲノム編集食品も消費者がソッポを向けば買わない、売れない、売れなければ潰れる
私たち消費者が担っているのだと印鑰氏の言葉にはいつも未来の光が見えます
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