« 店の近くの青蓮寺にて・・・ | トップページ | 路地舞茸入荷しました。 »

2007年10月 8日 (月)

城山鶏園さんの卵

今朝は地場の野菜があまり入らなかったので、今日は卵のお話をさせていただきます。A2002_0425aa_2

津久井郡の城山鶏園さんから、朝届く卵です。当店 の卵は小さめです。 若い鶏が産む卵ほど、健康で小さめなのです。城山鶏園さんの鶏は、オランダ原産野生種ピペコ鶏やイサブラウン鶏などです。えさは、海藻や野菜・とうもろこし(ポストハーベストフリー)に漢方を加えた自家製配合肥料です。

広い鶏舎で雄鶏・雌鶏が一緒にのびのびと育っています。有精卵です。黄身の味が濃厚で、白身もくせがなく、とてもおいしい卵です。卵の種類は「奉寿卵(ほうじゅらん)」といいます。

夏がくると鶏がたくさん水を飲むので、卵が全体的にやわらかくなります。古くなっていると勘違いされますが、自然の現象なのです。

ただ、今年の夏はとても暑かったので、消費期限を短くしました。

10個いり¥577 6個いり¥347

有精卵ってなんでしょう?

一般的にスーパーなどに売られている卵はたいがい無精卵です。鶏の雌は雄がいなくても朝が来るとひとりで卵を産みます。鶏の鶏舎をご存知ですか?狭い棚をいくつも並べた中に、一羽ずつ鶏の雌を並べます。前には餌の入った入れ物を置き、運動もさせず身動きもほとんど取れない状況の中で飼われています。太陽が昇ると卵を産む習性を利用し、電気の光を2回当てて一日に2回卵を産ませます。

もちろんそうして生まれた卵を雌鶏がいくらあたためてもヒヨコにはかえることはありません。無精卵だからです。

最近では、白身をもっこり盛り上げるための薬や黄身をきれいな色にするための薬を餌に配合している卵もあるそうです。中国では科学的な配合で卵そっくりの物を作り出し、話題になっています。怖い話です。

|

« 店の近くの青蓮寺にて・・・ | トップページ | 路地舞茸入荷しました。 »

お店で販売している商品のご紹介」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 城山鶏園さんの卵:

« 店の近くの青蓮寺にて・・・ | トップページ | 路地舞茸入荷しました。 »