路地舞茸入荷しました。
2007年10月9日火曜日 くもり時々小雨
路地舞茸です。 一般的にきのこは おがくずや米ぬか・小麦ふすまをまぜた培地にきのこの菌を植えつける「菌床栽培」で作られるものがほとんどです。そのおかげで、一年中きのこを楽しむことが出来るようになりましたが、そのうらで、菌床の雑菌を 抑えるために殺菌剤や防カビ剤を使用します。
路地舞茸はきのこの菌を路地にまいて育てています。天然ものと変わらぬ味わいです。おいしいきのこからは、なんともいえぬおいしいだしがでます。きのこご飯・お吸い物・てんぷら・・・。
この時期しか食べられないおいしい舞茸です。(120g¥350です。)長野県斉藤さん作
本日、栄区矢島産の畑で、今年の新にんじんが取れました。新人参の楽しみは、葉も食べられることです。
新人参の葉は香りも強く、パセリのような味わいです。やわらかい葉の部分をちぎって、ゆでます。細かく切って胡麻和えやサラダにどうぞ。来週から本格的に新人参の収穫が始まります。写真くらいの束で¥240くらいになる予定です。戸塚岡本さんも人参を作っているので、そちらも楽しみです。
※人参の横に並ぶのは、もう少ししか取れない冥加です。 今日の収穫はこれだけでした。大きいですが、硬くなく、香りもあり、おいしいです。ただ、もう価格は高めです。(2粒から3粒いりで¥180です。)
野菜のコート(上着)
里芋も、掘ったときはこのように周りにたくさんの皮をつけています。このままでは販売できませんので、皮をむいて乾かします。こういう作業もあるので、農家さんは本当に忙しい毎日です。ときどき、農家さんのほうで手が足りなくてむくのが間に合わないときはそのままもらってくることもあります。
皮をむいたきれいな里芋がこちらです。 400g¥370です。
1房¥780です。旬の味をどうぞ。
最近のぶどうは種無しが主流ですが、種をどうやって処理するかご存知ですか?・・・というよりも「どうしてぶどうに種がなくなったのか?」と不思議に思うことはありませんか?
種無しぶどうの種無し話…いつの日からか種無しぶどうが当たり前、種があると「えっ、何これ、種がある…」とかえって驚かれます。普通というか、本来当たり前の姿がいつの間にか珍しい姿と驚かれる昨今…種無しぶどうにはそれなりに種あり話があります。俗に言う「ホルモン処理」です。
ぶどうの開花時期に「ジベレリン」などでホルモン処理(植物調整剤)をします。ホルモン処理はぶどうの無核果を防ぎ、収穫量を上げるのに大いに役立ちます。本来は出来る種をホルモンバランスを調整して種が出来ないようにする処理です。調整…響きはいいけど別名操作…確かに種があると食べにくいですが、人の都合・勝手で本来出来るものを出来なくし、それを何の疑問も抱かず食べる…見方よっては少し怖い図式で、一般の人の目の届きにくい、知らないところで行われている現実…(ちょっとオーバかな?)ちなみにホルモン処理をしなくてもぶどうは立派に育ちます!
それを知ったら私は種無しぶどうは食べられなくなりました。自然の姿を人間がこんなに壊してしまって、いいのでしょうか?
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今日、私の働いてるお店に農家のお客さんが団体で来ました。
土浦でレンコンを作ってるそうです。
みなさん、真っ黒に日焼けして、爪も真っ黒でした。
レンコン見たら、うちの顔思い出せよ~っと笑顔で言ってました♪
野菜のコートの話を読んで、皮もきれいにむいてあって、洗わずにそのまま調理出来るの・冷凍のではなく、ちゃんと自分で洗ってむいておいしい煮物を作りたくなりました♪
投稿: そるそる | 2007年10月 9日 (火) 18時45分
そうそる様
コメントいただき、ありがとうございました。
煮物のおいしい季節ですね♪
農家の皆さんは本当にパワーがありますよね。
自然を相手に仕事をしているので、人間の力ではどうしようもないこともあり、それでも「しかたないさー」と毎日の仕事をコツコツこなす、私にはとうてい真似できません!
投稿: よこいひろみ | 2007年10月 9日 (火) 19時27分