中国のギョーザ事件について
今度は中国産ギョーザが世間を騒がせていますね。
袋に穴が開いていたり、袋にべたべたした感じがあった・・・などいろいろな情報も出ています。
私は最初からあくまでも中国側の責任にしようとする日本の姿勢に疑問を感じています。
ここまでくると悪意のある人為的な事件だと私は思うのです。または突然変異で発生した猛毒か・・・?
コンテナの商品を途中であけることがないから、中国で起きた事件だ・・・。とか有機リン系殺虫剤は日本では手に入れにくい猛毒だから・・・。という理由だけで中国側の責任にしていいのでしょうか?
も・し・も!の話ですが、この事件の犯人がいると仮定して、それが日本人だったらどうするでしょうか?国際問題に発展しますよね。
日本にはサリン事件などという恐ろしい猛毒テロも発生しているのですよ・・・
マスコミは早いうちに中国側に責任を押し付けすぎではないでしょうか?
誤解のないよう申し上げますが、私は決して中国を擁護しているのではありません!
そもそも日本は自給率が低いので、多くの食材を安く仕入れている。自分たちの食べるものもまかなえない国が、他国に『安く!そしてちゃんとした商品を作れ!』とえらそうにいうのはどうなのでしょう・・・。
安く!早く!簡単に!コストダウンを第一に食材を手に入れようとするから中国に頼らざるを得なくなるのです。
今回のギョーザが作られていた工場『天洋食品』は衛生管理がしっかりしているとお墨付きの工場だったそうですが、衛生管理とはどういうことかというと、漂白剤で殺菌・殺菌・そして殺菌・手もしっかり殺菌した後なので、素手で作業してもいいくらい殺菌してあります。・・・と業者さんが自信たっぷりに答えていましたね。
漂白剤であらった手で、素手で料理するお母さんはいますか?
そういう食品がファミレスやコンビニやスーパーにはあふれているということです。
この事件は日本の食事情に警告を発する出来事だと思います。
日本の自給率をあげなくては、いつかひどいことになります。
石油が今以上に高くなったら、輸入品の値上がりは必至です。
マグロの日本への出荷量が制限されたように、他の食品も制限されるときがくるかもしれません。
政府は日本の自給率ベースを今の39%から2015年までに45%にすると目標を掲げていますが、これだけ米価が下がると、苦労して米作りしても農業で生活できない農家の皆さんがどれだけいることか・・・。
農業で生活を成り立つ体勢を作っていかないことには、農業をする若者も育ちません。
根本的に考えを変えなくては日本は変わらないと思いますが、根本的に考えを変えることができない日本なので、結局なんにも変わらず、2015年には目標の45%どころか現状の39%さえも下回っているでしょう。(二酸化炭素削減目標のマイナス6%が悪い例です。)
*ムソーさんの口福広場の商品は国内産の材料を使用しています。どうぞご安心してお召し上がりください。*
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コメント
お久しぶりです♪
毎日、毎日、中国ギョウザのニュースばかりですね。
私の働いているお店のお隣さんは餃子屋さんで、
買うお客様も通りがかりのお客様もみんな
”中国産??大丈夫??”とみんな聞いてます・・・
売り上げもかなり厳しいようで苦戦してるようです。
そんなに心配なら食わなきゃいいじゃん!!と思いますが(笑)
そろそろ花粉の時期ですね・・・何かおすすめ商品がありましたら
教えてください♪
投稿: そるそる | 2008年2月 5日 (火) 18時42分
そるそる様お久しぶりです♪
ギョーザ屋さんは厳しい時期ですよね。
本当に風評被害がでると食べ物商売はあがったりです。
でも、こういうことを教訓に、自分を戒めていかないといけないナーとも思います。
気をつけてもミスはありますから・・・。
それにしても中国のギョーザの有機リン酸は何が原因で混入されたのでしょう?
早く原因が分かるといいですね。
投稿: 横井ひろみ | 2008年2月 6日 (水) 19時22分