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2008年3月17日 (月)

東毛酪農さんの乳製品が値上がりします。

4月1日より、東毛酪農さんの乳製品が値上がりします。

今週からお配りしている当店の会報誌『風のたより』にてお知らせしています。

一般メーカーの牛乳類も値上げしていると聞いていましたが、とうとう東毛酪農さんも苦渋の決断となってしまいました。残念ですが、酪農を守るためにも必要な値上がりです。どうぞご了承ください。

消費者の皆様の負担が増えるのは心苦しく、大変申し訳ございません。

群馬県から毎晩トラックで関東に輸送されるガソリン代もあがり、牛たちは牧草だけでなく、穀類のえさも食べます。ポストハーベストのない穀類を食べさせていますが、それらも値上がりしているそうです。

最近のニュースを見ると、株価の値下がりから、投資家たちの目は先物取引に向かっているようで、それが穀類や豆類などの異常な値上げにつながっているように感じるのですが・・・。

それに加えて中国ギョーザ問題から始まった、輸入食品に対する規制強化が加わり、輸入品が入ってこない状況が生まれています。

ますます生活に必要な商品の値上がりは避けられないものになっているように感じます。

野菜などは、中国産を敬遠する消費者の方が増えているため、一般のスーパーでも国内産野菜を仕入れるようになり、国内産野菜はどんどん値上がりしています。

急に国内産を求められても、作物はすぐにできるものではありませんし、数量は限られていますので、国内産のものが足りなくなる日もすぐにやってきそうです。

実際、にんにく・豆類などは、これまで中国産が主流でしたので、いきなり国産を求める業者が増えたために、このペースでは6月に在庫がそこをつく・・・と嘆くにんにくの産地の方がニュースに映っていました。

つい最近まで、安い中国産におされて価格の高い国産の消費が減り、そのせいで畑を減らし、生産量を減らした農家さんたちがたくさんいます。にんにくだけではありません。

急に国内産を求められても、畑を元に戻すには数年かかります。その頃にも今とおなじように国産を求める人が多いのか・・・といわれると、誰にも分かりません。

消費者の関心はすぐにうすれますから・・・。農家さんはそういう現実もちゃんと考えています。今の国産野菜に対する異常なまでの人気を少しさめた目で見ているようです。

ちょっとくらい話になってしまいました。すみません。

話を変えて・・・

私は3月30日日曜日に、東毛酪農さんに行って来ます!

東毛酪農さんの牛たちは、利根川沿いの牧草を食べていますが『からし菜』という雑草が増えると、土壌が弱くなり、土砂災害の危険性が高まるため、市が除草剤をまいてしまいます。それを避けるために、定期的にボランティアの方々が、利根川沿いのからし菜取りの活動をしているのです。

今回は、私もからし菜取りのボランティアに参加してくる予定なのです。

雨だと中止なので、雨が降らないといいな~と思っています。

私は東毛酪農さんに行くのが初めてなので、すごく楽しみです。草むしりの様子や、牛たちの様子を会報誌『風のたより』やこのブログでご紹介する予定です。

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