たけのこ
’たけのこ’の時期になりました。 100gあたり100円で販売しています。ご入用の方はお早めにお申し付けください。
’たけのこ’は数年前は『畑丸ごとセット』のメニューに組んだりしていたのですが、一度にたくさんの、丁度いいサイズのたけのこを取っていただくのも農家さんにとって大変なこともあり、また、なかなか手間がかかるので、いやだなl・・・という声もあり、両方にご迷惑がかかるので、入れるのをやめてしまったのです。
たしかに、新鮮なうちに下ごしらえとして、ゆでておかなくてはなりませんので、忙しい方には困る野菜かもしれません。
以前のブログにも書いたのですが、栄区の矢島さんが『たけのこの刺身・・・て取れたてで味わうものだけど、取れたてっていうのは、掘ったすぐ!ってことで、2~3時間たってしまったら、取れたてとは言わないんだよね~・・・』とおっしゃったのが印象的でした。店でも『朝掘りのたけのこならば、刺身でもたべられるかしら・・・』と聞かれることも多かったのです。
当店の’たけのこ’は、朝掘っていただきますが、お客様のお手元に届く頃には半日くらいたってしまうわけです。刺身にはできません。
’たけのこ’の新しいかどうかの見分け方は’毛’だそうです。たけのこの表面には細かい毛が生えています。
細かい毛が立っているかどうか・・・これも取れたてかどうかの見分け方だそうです。
今日のたけのこは、戸塚区東俣野の岡本さんの山で取れたものですが、写真で毛が見えるでしょうか?
アップで写真を撮っていたら、泥も付いていたのと、茶色い色の毛がまるで熊のようだ・・・(熊をこんなに間近で見たことはありませんが)と思ってしまいました。
たけのこは、固い外側の皮を何枚かむきます。上部の部分は皮がむききれませんので、ゆでやすくするために縦に切り込みを入れます。あまり深く入れると、実が切れてしまうので気をつけます。
ぬかと一緒にたっぷりの水に入れ、大きさにもよりますが、大体40分から1時間くらいゆでます。大きくても切ってゆでるよりも丸ごとゆでたほうが美味しいです。
ぬかを入れてゆでるのは、アクやえぐみをとる効果だけでなく、たけのこの旨み成分がお湯に出てしまうのを防ぐ効果もあるそうです。ぬかに含まれるデンプンやアミノ酸の効果です。
火を止めたら、そのままさめるまでおいておきます。
水洗いしながら皮を向いて、ぬかを落とします。
たけのこについている白いたんぱく質のかたまりみたいな部分は洗い落とさず、食べてください。たけのこの栄養分のかたまりです。
ゆでてからはなるべく早く食べてください。少し保存する場合は、袋などにいれ空気をぬき、冷蔵庫で保存。できれば1週間以内に食べてください。香りや風味がどんどんなくなってしまいます。
長く保存する場合は、瓶詰めがおすすめです。
瓶詰めの方法はコピーをお渡ししますので、ご希望の方はお申し付けください。
TEL0467-38-1337 e-mail ogm-4513@plum.plala.or.jp 横井までお気軽にどうぞ!
ゆでるのは一般的な食べ方ですが、お客様から伺って、やってみたらすごーく美味しかった方法があります。
塩焼きです。
たけのこを皮ごと良く洗って泥を落とします。外側の固い大きい皮だけむいてください。(皮はついたままでかまいません。)上部は縦の切り込みを入れておくと後でむきやすいと思います。洗った水分は拭かずに塩をたっぷり塗りこみます。水分で塩がくっつくのです。アルミホイルで丸ごと包んでオーブンで1時間くらい焼きます。180度くらいの温度。
大きさにもよりますが、すごく大きいと2時間くらいかかります。
竹串でさして、通るようになったら出来上がりです。
皮と一緒に塩も取れてしまいますが、結構実に塩味がしみこんでいて、そのまま食べても美味しいです。
水煮とは違うもちもちした食感になります。
| 固定リンク
「畑のたより・野菜」カテゴリの記事
- 冬瓜と赤玉ねぎ(2023.08.01)
- 小玉すいか入荷しました。(2023.07.13)
- 虫嫌いな方ごめんなさい。見ないでね…(大平さんのとうもろこし)(2023.06.22)
- 長崎の美味しい甘いタカミメロン入荷しています🍈(2023.06.17)
- べか菜(2023.04.18)
コメント