農家さんの気持ち
今朝の「読売新聞」の10面’気流’に、茨城県で米農家を営む農家さんの投書が載っていました。
農家さんにとって米価の値下がりや資料・燃料費の値上がりもモチロン大変だけれど、それよりもつらいのは、農家に対する周囲の思いやりのなさなのだそうです。
その理由は、水田の周りに車を駐車されること。水田にゴミや散歩中の犬のフンを捨てられていること・・・
地元の農業をもっと大切にしてほしい・・・と切実な言葉で書かれていました。
栄区の矢島さんからもよく聞く話ですが、本当に畑の中に犬のフンが多くて困るそうです。
散歩させる人は、犬のフンは肥料にでもなるさ~・・・くらいの感覚なのかもしれませんが、本当にひどいことです。
臭くて気持ち悪いし、取るのに一苦労するよ~! ・・・と矢島さんは本当に怒っています。
そして、もっとひどい人は、畑に植えてある大根などを引っこ抜いて勝手に持っていってしまうそうです。
よく、道端にきれいに咲く花を持って帰ってしまうようなひどい人がいますが、そんな感じです。
農家さんが丹精込めて育てた野菜です。勝手に持っていくのはドロボウです。
コンビニやスーパーで万引きするのと変わりないのです。
そういう「悪いことだ」という感覚を持っていない人が多いのだ・・・と矢島さんも嘆いています。
農家さんが丹精込めて育てた野菜は、農家さんの収入源です。
人の家の柿の木になる柿を一つ失敬しようとして、その家のおじさんにカミナリを落とされる磯野家のカツオ君とはわけが違うのです!
駐車も同じです。田や畑は空き地ではないのです。ちゃんと農家さんの土地ですし、勝手に駐車されては困るのです。農作業の時の車の邪魔になることもあるのです。
こういう声はあまり私たちには届きません。
今日の朝、新聞を読んで悲しい気持ちになりました。
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