’ずいき’ってご存知ですか?
今朝、戸塚区東俣野の岡本さんから、’ずいき’をたくさんいただきました。
ずいきは、里芋の茎なんです。外の皮がスジのようになっているので、指でつまむとむけます。(ふきのスジ取りのような感じです。)
5cmくらいに切って、水につけてアクをぬきます。
油揚げなどと一緒に甘辛く煮ると、とっても美味しいのです。お味噌汁の具にもいいですよ!
食感は、ナスをクニクニさせたような感じ・・・?
「それじゃぁワカラン!」といわれそうですね
美味しいので、ぜひ召し上がっていただきたいです!
私はこの「ずいき」が子供の頃から大好きで、でも。あまり普段売られていないので、なかなか食べることができないものでした。
お店にご来店いただいたお客様で、欲しい方に差し上げているのですが、ほとんどの方が「初めて食べるワ」とおっしゃっていますので、やっぱり珍しいものだと思います。
農家さんでは、これを干して、食べる前に水に戻して使うことが多いようです。
里芋の茎でありながら、里芋とは全然似つかない味と食感です。
欲しい方はどうぞお申し付け下さい。なくなり次第終了になりますので、どうぞご了承下さい。
配達の方は、次回の配達時にお届けしますし、お店に来ていただけたらお好きな量を差し上げています。
私の母は、こういう「ずいき」などの珍しい食べ物もササッと料理してしまいます。
今は敬遠されがちな、下ごしらえが面倒な野菜も(竹の子やフキなど)あっという間に下ごしらえを済ませ、気が付くと食卓に上がっていました。
そんな母に育てられたおかげで、何を教わったわけでも無いのに、いつの間にかいろんな食材の食べ方を知っていることに、今更ながら母には心から感謝しています。
やっぱり旬を楽しむというのはなによりの贅沢だと思います。
下ごしらえが面倒だからという理由で、美味しいものを食べないで過ごしている人は多いと思うのです!
この「ずいき」のように、捨ててしまうところを美味しく食べる・・・農家さんのすばらしい知恵だと思います。
今夜は久しぶりに「ずいき」の味を楽しもうと思います。
最近のコメント