春の野菜が続々と・・・
菜の花といえば、先日テレビで千葉の菜の花農家の収穫風景を見たのですが、よくスーパーで売られている、紫の和紙に包まれた背丈の短い菜の花がありますね。あの和紙に包む作業にひと束約10分かかるそうです!
しかも!花の咲いた菜の花は使わない、背丈をそろえるために結構な量の茎の部分は切り取られていました。
も・もったいない!
もったいないのは時間と捨てる部分です。
花が咲くと美味しくないといっていましたが、そんなことありませんよ~美味しいです。
他の農家さんを否定しているのではありません。ゴメンナサイ
ただ・・・こういう見た目重視の野菜は、本当に農家さんも野菜も苦しめることになっています。
規格に合せて、合わない野菜は廃棄・・・
規格に合わない背丈は切り取れる野菜は切り取る・・・ゴミに・・・
野菜はそのままで充分美しいのです。そのままで美味しいのです。
日本人特有の良くない文化だと思うのです。
アメリカのスーパーなどでは、山積みになったジャガイモやマッシュルームなどを自分で袋詰めしてレジに持っていきます。野菜を裏返してみたり、きれいなものだけを選ぶような光景はほとんど見たことはありませんでした。
りんごの小さな傷もだめ・・・季節外れの見た目の汚い野菜もだめ・・・
じゃあ人間は?と思うのです。
にきびやそばかすやできものができたり、年をとってシミやしわができたり。
季節の変わり目に理由の分からないからだの不調を抱えたり・・・
心もバイオリズムがあったり・・・
人間以外に完璧を求めるのは人間のエゴだと思うのです。
わ~なんだかえらそうにすみません!
それから・・・もうすぐ時季の終わりブロッコリーです。ブロッコリーはわきめの部分なので、捨てる所がありません。
普通、わきめは売られることがありません。
わきめとは・・・ブロッコリーの葉のわきに生えてくるものです。
やわらかく、甘い、そのうえ全部食べられるので、 オーガニックマートよこいでは毎年この時季販売しています。
三寒四温とはいえ、今年は寒暖の差が激しいので、春キャベツの生育も遅れています。
栄区矢島さんの春キャベツは、今週100個くらい取れる予定でしたが、残念ながらしばらくは細々と収穫することになります。
キャベツといえば、いつもお世話になっている三浦の立花さんも、この間電話しましたが、『たくさん収穫までもう少し待って・・・』とのことでした。
今の時期はまだキャベツの巻きもあまく、外の葉が多いので、捨てる所が多いように思われますが、緑の深い外葉は太陽の光をいっぱい浴びて、ケールに負けない栄養のあるところです。
チョット固くて、酸味のある味ですが、炒め物やスープやお漬物にどうぞ!
捨てるのはもったいないです
春の季節、人間の体調も不安定になりますが、畑の野菜たちも大変な時季です。
ご迷惑をおかけすることも多いと思いますが、どうぞご了承くださいますよう、お願い申しあげます。
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