河野太郎氏の話を聞きました。
少し時間がたってしまいましたが…
去る10月18日金曜日、長谷の手ぬぐいカフェ【一花屋】さんにて、河野太郎氏による、原発の話を聞く機会がありました。
政治家の方の話をあんなに近くで聞く機会は、生まれて初めてでした。
河野太郎氏は、反原発を以前より唱え、自民党からもその点では村八分状態だったそうですが、よく聞くと、河野氏以外の自民党の人が全て原発推進派だったわけでもないようです。
原発のことはよくわからない…という議員の方も結構多いようです。
そのことにもびっくりしました。
良くわからない…という政治家が多い中で、どんどん進められてきた原発。
自民党の中には、原発のテロ対策について質問されると、今の政府に聞いてよ…なんて答える人もいるそうです。(河野氏ブログより)
これまで自民党政権の中で進められてきた政策だというのに…びっくりするやら、情けないやら…
でも!政治家を非難しているだけではもうだめなのですね。
何もしてこなかった私自身にも責任はあるのです。
話がそれましたが…
河野氏の話は、目新しい内容ではありませんでしたが、原発の矛盾点をとてもわかりやすく、短い時間で説明してくださいました。
河野氏の話を聞けば、『原発って怖いけど、何がどうなのかわかってない』という方々にも明確になるのではないか…と思いました。
(後日、Youtubeにて当日の様子が配信されるそうですので、配信が始まったらまたブログでご連絡します。)
今まで聞いた、原発の仕組みの話の中で、私は一番わかりやすくて、面白かったです。
(面白いっていう表現はおかしいかもしれませんが、河野氏の話は本当にすごく面白かったのです!)
家に帰って、参加しなかった主人に話したら、「当たり前だろ~!政治家は話が上手に決まってんだろ~!」と言われました。
そうか~確かに、話がうまい人って人をひきつけますよね。
自民党も、河野太郎氏もあんまり好きではなかったのですが、こうやって会って、話を聞くと、その人の持つ魅力みたいなものにひきつけられてしまい、ちょっと好きになってしまう自分がいます。
(でも自民党は支持しないけどね!)
会って余計に嫌いになる人もいるかもしれないですが、たいていは会ってみると【なんだいい人じゃん…】って思うことが多いですよね。
河野氏もまさにそういう人でした。
パフォーマンス好きなおぼっちゃま議員だと思っていたのですよ…
河野氏の話は全部が共感できなくても、反原発を訴えてきた人だということが分かったし、こうやって、政治家の方と接する機会を作ってくださった、1192つくろうプロジェクトさんに感謝です。
それにしても、聞けば聞くほど、こんなに矛盾ばかりの政策が何十年もとおってきたこと、そしてこれからも進めようとしていることにも驚きますが、それを真剣に考えていなかった自分にもすごくすごく腹が立ちました。
怖い…
このまま脱原発を進めても、最低でも40年くらいはかかるようです…。
もっと早めるためには、政治家に頼っていてはだめなんですね。
当日の参加者の方の意見に、「近隣の人たちで小さいグループを作って、そこで太陽光などの発電を行う。そういう施設は国からの援助を受けて、自分たちの電気は自分たちで作る…」というアイデアを発信されていたのですが、すごいアイデアだ!と思いました。
自分たちの電気を自分たちで作る。
そのためにも、送電線を独立させることから始めないといけませんが、国民の力はおおきいのだ!だから、いつか政治を動かせるかも!と感じました。今こそチャンス到来なのだ!という感じです。
だって、政治家の方々よりも、知識もアイデアも豊富な方が本当に多いんです!
(いまじん新聞が発行されました。当店にも置かせていただいています。ぜひご一読ください!)
何とかしたい!と思ったら、近くの政治家の事務所を訪ねて政治家と話をすることが、近道だと河野氏は教えてくれました。
ただ、やみくもに訴えるだけではダメで、きちんとしたデータなどを持って、きちんとした意志を持って訴えに行くこと。騒ぐだけではただのクレーマーで終わってしまうようです。
私も、鎌倉や横浜の野菜の安全性をわかっていただくためにも、放射線検査機関をもっと増やしてほしいと思っていますので、そういうことを話に行きたいと思います。
« 大平さんのほうれん草と白菜のぬき菜 | トップページ | 新米がようやく入荷しました。 »
「よこいのつぶやき」カテゴリの記事
- 放送大学二学期始まりました(2024.10.04)
- 9/23(祝)は手話言語の国際デー2024 (2024.09.18)
- ホーリーバジルティーを作る(2024.09.13)
- ホーリーバジルチンキ(2024.09.13)
- ミトハエンの畑でホーリーバジル花摘み(2024.08.30)
コメント