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2011年12月17日 (土)

冷温停止宣言(収束)

野田総理が原発事故に対しステップ2を達成し、事故は収束と、冷温停止宣言をした。

政治家の人々には心があるのかな?

収束という言葉をつかえる状態ですか?

国民は放射線の恐怖に壊れそうになっているのに。

お恥ずかしいことですが、正直に言います!(反省を含めて)

私は民主党が政権取れるといいな・・と思い、あの政権交代した選挙のとき民主党に投票した一人です!すみません!

どの党かは言いませんが、投票権を得てからずっと同じ政党に投票してきましたので、他党に投票したのがこのときはじめてのことでした。

そのくらい民主党のマニフェストに期待しました。

そして、政権が交代したとき(あの宇宙人・鳩山首相が誕生したとき)何とも言えない晴れ晴れとした気持ちになったのを今でもはっきり覚えています。

(以前細川内閣が誕生したとき、私はカナダにいて、日本で自民党以外の政党が与党になった瞬間を初めて体験したのです)

お正月を迎え、元旦に鳩山首相がアップに写る新聞を読みながら主人と「日本もようやく国民主体の時代が来たね~」と希望にあふれる気持ちでお節を食べたのでした。

私が民主党に投票した理由は…

①子ども手当…私には子供がいませんが、子供のいる家庭が楽になる方向へ進むのはいいことだと思ったのです。子供を育てるにはお金がいるので、単純に「子ども手当はいいと思う…」と感じていたのです。

②高速無料化…財源はある!国の無駄遣いをなくせば高速無料化は可能!という言葉を真に受けてしまっていたのです。だからETCも購入しませんでした。

③福祉の充実…年を取ることが不安でない日本になる!と思いました。

④脱官僚・脱利権…利権にかられた政治が、国民を不在にする政治を生んでいると思っていたので、これは国民主体のいい政治が始まる…と単純に喜んでいたのです。

⑤コンクリートから土へ…税金の無駄遣いの何物でもない箱もの政治が終わり、私たちの税金が正しく使われる方向へ行くと思いました。また、脱コンクリートという考えから、自然を大切にする日本になる…と感じました。

大きくこの5つのことを期待し、民主党へ投票してしまいました。

しかし、去年のお正月、菅直人がにこにこ笑う顔が載った新聞を読みながら、絶望的な気持ちになっていたのも覚えています。

3.11前にすでに絶望していたのです。

「日本大丈夫?」

そこへやって来た大震災。

以来絶望の気持ちが、心の奥から消えません。

(被災者の方々の絶望に比べたら私の絶望なんて小さいとわかっています。すみません。)

こんなに国民の心を不安にしている政治って、なんのためにあるのでしょうか?

せめて!心のある政治をしてほしい。

心のある言葉で国民を説得して欲しい。

その前に!放射線で苦しむ人々の立場に立ってほしい。

収束という言葉はあまりにもおかしい。

除染除染というけれど、除染した土はどこへ持っていくの?

海に流れ出ている汚染水は?

避難区域の方々にも安易にもうすぐ帰れるような空気を与えてしまっていいのかな?_

賠償問題は?

課題山積じゃないですか~

収束って使わないでください。

聞いている国民が不安です。「これが収束?」

CO2を削減するためには、火力発電は悪者になっているけれど、放射線廃棄物のほうがよっぽど深刻なのでは?

景気回復…って叫んでいるけれども、今国民は小さい経済を求めているのに、政治家は何にも気づいていない。

政治を悪者にするほど、私は政治を知らないかもしれないけれども…

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