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2013年2月22日 (金)

牛の輸入緩和

アメリカからの牛肉輸入について。
狂牛病対策として、子牛20か月以下の子牛にはBSE(狂牛病)は発生しないと言うことで日本への輸入は20か月以下の子牛に限られていましたが、つい最近その規制が30か月に緩和されることが決まりました。

日本はトレーサビリティ が確立されているので、各牛にバーコードを付け、どの牛がどこの酪農家さんによってどうやって育てられたか、どこのとさつ場で処理されたか、その後どこに卸されたかが分かるようになっています

ところが!アメリカという国はスケールが違いますので、一つのとさつ場で一日に処理される牛の数が5000頭とも言われています
よって、アメリカの牛にはトレーサビリティはありません。

そして、驚くことに、日本に対して輸出する20か月の牛というのも、専門家と呼ばれる人が、目視で判定するのです。「この肉の色は20か月以下です。大丈夫です...。」

聞いた時は冗談かと思いました。本当だそうです。

どの牛がどこで生まれ、どう流通するかも確立していないアメリカでは、その牛が何歳かも分からないのです。

しかも!20か月以下の子牛にBSEが発生しない言うのも何も根拠のない話なのです。

いい加減です。

それを許している日本も・・・

そして、もっと怖いのは、狂牛病(BSE)が問題になったとき、アメリカで狂牛病と確定された牛はたったの2頭と言われています

ふらふらして歩いている(BSEの症状の一つ)牛が何頭も出たのに、「あれはふらふら病だからBSEじゃない・・・(アメリカでは英語で何と呼んでいたのでしょう?)」
こういうことが横行していたのです。いえ横行しているのです今も

安部さんがオバマさんに会いに行くまでに作ったたくさんの手土産の一つ、輸入牛肉の規制緩和。

牛丼が安くなると喜んでいる場合ではありません。

世のお父さんたちへ!
お父さんが長生きしてくれないと、家族が困るのですから、どうかお昼ご飯にこういうものを食べないでほしいと切に願います。

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