未来連福プロジェクトさんの活動
先週の日曜日、福島県 大熊町の皆様と一緒に鎌倉観光をさせていただきました。
未来連福プロジェクトの皆様によるボランティア活動の一つです。
私は引率担当になりました。
朝建長寺を出発、江ノ島水族館へ。
実は私は江の島水族館が初めて!近くに住んでいるのに、行ったことがなかったのです!
自分も楽しんじゃおう!と思いましたが、引率は思ったよりも気を遣い、大変でした。
(福島の皆さんが迷子になったら大変だ!)と思い、目配り気配り…汗汗
緊張しすぎて、イルカショーの時間を間違えて30分早く伝えてしまったり(ゴメンナサイ!)
そして途中で中学生の3人組を途中で見失い(汗)
バタバタと水族館の中を行ったり来たりして終わったような気が…すみません!
結局は、手広中学の生徒さんもボランティアスタッフとして参加されていたので、中学生は中学生同士で行動してもらい、私はとある祖父母&お孫さんチームと行動をご一緒させていただきました。
引率・・・ということが初めての経験だったのですが、いい勉強になりました!
次はきっと(?)もっと(?)うまくできるよう頑張ります(^^)
次は長谷の大仏様へ…
雨風がだんだん強くなってきました。
本当は大仏様の前で記念撮影をする予定でしたが、あまりの雨風に、屋根のあるところから横向きの大仏様を拝むしかなく…
でも、高徳院でとってもいいことが待ち受けていました!
美味しいお弁当をごちそうになった後、逗子開成の生徒さんが大太鼓の演奏を披露してくださいました!
すごい迫力です!
演目の前に、生徒さんが交代で演目の説明とあいさつをされるのですが、爽やかです!
大太鼓の演奏は初めて見たのですが、心が揺さぶられるほど感動しました。
福島の皆様もとても喜んでくださり、拍手喝采!
最後はアンコールがでました!
逗子開成の方もアンコールにこたえてくださったのですが、一人一人が大太鼓を連打していき、その横で生徒さん全員が掛け声をかける。それは迫力のアンコールでした。
いつもは高徳院の美しい庭で演奏を行うそうですが、今日は雨なので特別に室内での演奏でした。
そのため、間近でみることができました。
若々しくすがすがしく荒々しい…とにかく素晴らしい演奏に、嵐のような大雨ですこしふさぎ込みそうになっていた気分が一気に吹き飛びました!
そのあと、円覚寺へ。
せっかくの訪問が雨になってしまったから・・ということで、普段は入ることのできない国宝の建物 舎利寺を案内していただきました。
修行僧しか入れない特別な場所です。
おきて半畳寝て一畳…という言葉の通り、修行僧の方が修行するスペースはとても狭いところでした。
ようやく雨も上がり、空も明るくなってきました。
円覚寺で集合写真
『大仏さんと写真撮りたかったな~』と残念な声も多く、その通りだと思いました。
天気だけはどうしようもないものの、せっかく鎌倉まで来ていただいたのにな~~~残念!
でも、明日は鎌倉八幡宮と小町通りを散策される予定だそうで、天気が良くなってよかったです!
桜もきれいに見て頂けるでしょう!
私は日曜だけの引率でしたが、とてもいい経験でした。
夜は建長寺で、歓迎のパーティーが行われました。
その中で、大熊町の方の挨拶の言葉が心に残っています。
大熊町のように、放射線量の高い地域の復興は全く進んでおらず、家に帰るのに許可をもらわなくてはいけません。
家に帰っても、地震の後壊れた家には雨風が入り込みグシャグシャの状態です。
いのししと犬が自然交配したイノブタが、荒れた家を我がもので歩き回り、倉庫に貯蔵されていた米などは一粒残らず食いつぶされていいるそうです。
ネズミもたくさんいて、もう人間をみても全く怖がらないとおっしゃっていました。
そんな現状の中、福島の皆さんから見ると、今まで都会の人たちの電力を自分たちの地域で作ってきたのにもかかわらず、事故後都会の人たちはあんまりだ…と思っていたそうです。
『あんたたちは支援のお金をもらっているからいいだろう』という言葉が何よりキツイ…とおっしゃっていました。
でも、こうやって鎌倉から招待を受けて来て、観光して、鎌倉にはこんなにも東北支援を続けている方が多いんだ!とビックリされたようです。
情報として聞いたことがありましたが、実際にそういう立場にある人からの生の声を聞き、3年もたっているのに、何も変わっていない現実を目の当たりにしました。胸が苦しくなります。
泣いてはいけないと思いましたが、涙を抑えることができませんでした。
3年もたつのに何も変わっていない。
でも、都会の私たちは少しずつ忘れているかもしれない…
未来連福プロジェクトさんのように、年に数回、福島の方方を鎌倉へご招待する活動をされている方のお手伝いをさせていただけることに感謝の気持ちでいっぱいです。
未来連福さんの活動は、子供の保養目的でありましたが、やっていくうちに、仮設住宅に住むお年寄りが、仮設住宅から出ることもなく希望もなく日々をすごしていることも知り、お年寄りも一緒に鎌倉に来ていただこう!となったそうです。
そして、ボランティアに鎌倉の中学校などの子供たち、鎌倉のお母さん達とその子供も一緒に参加することで、子ども同士心の交流もできる。
そういうつながりで、福島の皆様が少しでも気持ちが前に向いて下さったらそんなに嬉しいことはありません。
この活動の費用も全てチャリティーや募金活動で賄われています。
時々、当店でもご案内させていただいておりますが、建長寺で行われるチャリティコンサートがその一環です。
次に連福プロジェクトの皆さんが福島の方方を鎌倉にご招待するのは8月です。
それまでにチャリティコンサートも行われると思いますので、またご案内させていただきます。
その時はどうぞよろしくお願い申し上げます。
私は一日だけのお手伝いではありましたが、あまりにも得るものが多く、また、こういうことを伝えて行かなくてはいけない!と強くかんじました。
復興支援の形は様々です。
自分に出来る事…小さなことでつながって行けたらと思います。
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