外見と中身(レンコンのお話し)
スーパーなどでは外も白いきれいなレンコンが並んでいますので、外が茶色いとご心配されると思いますが…
この違いは何なのかな~と?(カットした蓮根を変色しないように、次亜塩素酸ナトリウムなどで殺菌漂泊していることは有名な話ですが、カットする前の丸ごとレンコンの白さは何だろう?)
栽培方法が違ったのです。
収穫の数日前に蓮根の茎を倒して水につけます。
そうすることで蓮根に酸素がいかなくなります。
レンコンを白く作るために酸欠状態にして、酸化鉄が付くのを防ぐそうです。
レンコンは白く仕上がりますが、酸欠にすることで風味が落ちます。
茶色いレンコンは昔ながらの栽培方法で作っているからです。
見た目も大切な時代ですから。
農家さんも工夫のためなのでしょう。
昔ながらの製法を守るだけではだめなのかもしれませんが、美味しさより見た目が重視されるのは、ある意味消費者の私たちにも責任があるのかもしれません。
売っていて思うのは、安全は大事、美味しさも大事。だけど…じつは見た目って本当に大事なんだな~と思います。
悲しいんですけれども…
泥の中で育てますので、ある程度茶色くなるのは仕方のないことですが、皮自体が茶色く変色している部分は蓮根に含まれる酸化鉄によるものです。
そして、切ったあとやゆでた時に黒ずんでしまう現象は、蓮根に含まれるタンニン(ポリフェノールの1種)によるものです。
酢につけることである程度防げます。
切ったあと水にさらす方もいらっしゃいますが、せっかくの栄養が逃げてしまうのであまりお勧めしません。
レンコンはノドにもいいし、花粉症などにもいいといわれます。
最近では腸内環境をよくするとのことで、蓮根の粉(コーレン)が一時品薄になりました。
レンコンのねばりはムチン。胃腸や滋養強壮にいいといわれます。
でんぷん質が豊富なので、生だとシャキシャキした食感ですが、すりおろすと粘りが出て全く違う食感になります。
すりおろしたレンコンをだしと合わせると、体がホカホカ暖まり、風邪をひいたときや食欲のない時にお勧めです。
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