夏のバナナ
当店で販売しているバナナは、この時期はヘタの部分がボロッととれることが多いです。
皮がきれいでも、最初にヘタから熟していきます。そのあとしばらくして熟が進むと皮に点々とシュガースポットがでます。
これが本来のバナナの熟し方なのですが、意外と知る方は少ないです。
一般のバナナはヘタがボロッと取れることはほとんどありません。皮に黒い点々のシュガースポットが出てもヘタはとれません。
どうしてか?ヘタが取れてしまうと売り物になりませんし、流通に困るからです。
一般の多くのバナナは熟してもヘタがとれないのはなぜか?
ベノミルという環境ホルモンや、イマザリルという防カビ剤などを入れたプールにバナナを漬けて出荷します。
これはポストハーベストと言って、栽培時に使われる農薬ではなく、出荷の時に使われる農薬です。とても強い農薬なので、海外では使用が禁止されているものもあります。
日本は、農薬としては強すぎて認証できない場合、食品添加物として使用を認可してしまうことがよくあります。
輸入大国で、日本は安全性が高いから大丈夫と思う方がいたら、それは違います。
農薬・食品添加物などにおいては、基準が緩い・甘い。抜け道が多い。
このほか、バナナにつくカイガラムシなどを処理するために、も燻蒸処理が行われます。
虫によっても処理が変わるようですが、皮の表面の虫には「青酸ガス燻蒸」バナナの皮の中の虫には「臭化メチル燻蒸」が行われます。
皮をむけば大丈夫との考えから、安全を掲げる店でも「青酸ガス燻蒸」はOKとしている場合も多いので、注意が必要です。
心配な時はお店の人に質問してみてください。
バナナは有機JAS認証を選んで下さい。
オーガニックマートよこいで買っていただければ安心です(^^)
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