バナナの低温障害
「リップクリーム塗ったほうがいいよ!唇が青くなってまるで藤木君みたいだよ!」と言われた私です…
青いといえば、今の時期のバナナはなかなかおいしそうな黄色になりません。13℃以下ではバナナは熟さず低温障害を起こしてしまいます。
皮が藤木君の唇のようにどす黒い黄緑色になります。
バナナは15度以下を保ちながら熟成を止めた状態で日本に輸入されます。熟したバナナは痛みや害虫の心配があるため青い状態でしか日本に上陸してはいけないという決まりがあるのです。
その後バナナを室で15℃以上において熟成させてから出荷されます。
写真ではわかりづらいですが、きれいな黄色に熟したバナナと低温障害を起こしたバナナを並べてみました。違いが分かっていただけるでしょうか?(上が黄色いバナナ したが少し青バナナ)
でも低温障害をおこしたバナナも皮をむくと実はとてもきれいなんです。ただし、甘みがほとんどありません。私は甘いバナナよりこういうバナナのほうが好きなのですが😊
低温障害をおこしたバナナでも暖かい部屋でおいておくと少しは甘みが出ます。(ただし、シュガースポットが起こるような熟し方にはなりません。皮がどんどん黒っぽくなっていくだけです。)実はいつまでもキレなままということが多いので、不思議です。
冬にしか体験できないので、一度試してみてください🍌
☆藤木君って何だよ?という方へ…ちびまる子ちゃんに出てくる唇がいつも青いクラスメートです!
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