チャリティコンサートのお知らせです。
第14回 未来・連福チャリティーコンサート「薫風の微笑み」
2018年5月12日(土) 開場12:30/開演13:00
第一部 日本文化藝術財団 【創造する伝統賞】を受賞された、【若獅子会】の皆様による伝統芸能をお楽しみください。
第二部 大本山円覚寺管長 横田南嶺 老師による講和
場所:臨済宗大本山 円覚寺(大方丈)
チケット 前売:3000円(当日:3500円)
チラシPDFはこちらをご覧ください→「20180405125111431.pdf」をダウンロード
※拝観料が別途かかります(鎌倉市内在住の方で福寿手帳をお持ちの方は拝観料無料)
このチャリティーコンサートは、東北支援の一環として開催されます。
収益は、未来・連福プロジェクトが取り組んでいる「福島の子供たちを鎌倉にご招待!」を実施するための費用として使わせていただきます。
2018年度は8月に福島県双葉郡富岡町の皆様を鎌倉にご招待します。
ぜひみなさまの温かなご支援賜りますよう、お願い申し上げます。
※チケット・お問い合わせは、チラシに掲載している未来・連福プロジェクトの電話番号へお願いします。
※※建長寺さまに直接お問い合わせになりませんよう、お願いいたします。
チケットはオーガニックマートよこいでも販売しております。
ご質問などは0467-38-1337
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私がお手伝いさせていただいている未来連福プロジェクト主催のチャリティコンサートのお知らせです。
(少し長くなりますが、未来連福プロジェクトの活動について書かせていただきます。このコンサートの開催目的を知っていただけたらと思います。うまく書けないかもしれませんがどうぞよろしくお願いします)
毎年夏に福島の皆様を約100名鎌倉(建長寺)にご招待しています。
最初は福島のお子様たちの保養目的でしたが、未来連福プロジェクト代表の斎藤先生が福島へ何度も足を運ぶうちに、仮設住宅から動けなくなっているお年寄りをたくさん目にしたそうです。
家だけでなく家族を失い、生きる気力もなくなってしまった方々がたくさんいる。だから子供だけでなく年齢を問わずご招待することにしました。
これまでご招待した皆様は、最初は鎌倉にご招待といわれても…と最初はドキドキしながらのご参加ですが、3泊4日の間ボランティアの人々による手作りのおもてなしの数々に感激されて帰って行かれます。3泊4日の間に大仏様に行ったり、円覚寺に行ったり、江ノ島水族館に行ったり、最終日は小町通りや八幡宮へお参り。それは盛りだくさんです。
宿泊先の建長寺では、毎晩のように歓迎コンサートなどの出し物が催されます。
中にはこの鎌倉訪問をきっかけに元気になられた方もいます。
福島に戻って、自分たちも何か始めよう!ということで、毎週昼ご飯をみんなで食べるコミュニティの場を作るなどいろんな活動を始めた方もいます。
元気になってずっとやめていた趣味の楽器を再開し、2回目に鎌倉に来られた時にそれを発表してくださった方もいます。
皆さんそれぞれお礼にと手作りの素敵なコースターや箸袋などを作って送ってくださったり、帰った後も交流は続きます。
私は毎年、日曜日だけお手伝いさせていただいておりますが、たった一日ですが、毎年楽しみにしています。
福島の皆様は3.11のことを話す場もなく今まで来られた方も多い。
私自身も福島の方と何を話したらいいかわからずに、何となく他愛のない話ばかりしてきました。
しかしある時、3.11のその時のことを熱心に話してくださった方がいました。
まさか家に帰れなくなるともわからずに言われるがままにバスに乗って避難させられた。
入ってくる情報はニュースしかない。
半径何キロという数字は実際自分たちでは何のことかわからない。
補助金をもらっていたからいいじゃないか…と言われるのが何より悔しい。
一時帰宅した家はイノシシ(イノブタ?)の住処になり、めちゃくちゃにされていた。
など、書ききれないほどの、そして聞いていた私のほうが涙してしまうほどの苦しみがたくさんありました。
「だから最初は鎌倉の人が招待してくれると聞いても、嬉しいというより、そういうことを好きな人が自己満足でやってるんだろう。自分たちはかわいそうがられている立場なんだろう。だから誘われてきたけど本当は来たくなかった。でも、来たらびっくりした。バスで建長寺についたとき(東北の皆様ようこそ)の大きな横断幕を持った大勢のボランティアの人たちが笑顔で迎えてくれた。3泊4日の間おいしいご飯を作ってくれて、いろんなところへ連れて行ってくれて、ボランティアの人たちはみんな笑顔で接してくれた」
涙を流してそう言ってくださる方は多いのです。
多くの福島の心を閉ざした皆さんが少しでも前向きな気持ちになって帰ってくださったらそれはこの活動の意味がある。
こういう気持ちを全くぶれずに活動を続ける未来連福プロジェクトの代表の斎藤先生を尊敬しています。
福島を忘れてはいけない。放射能で故郷を奪われた人たちの心を少しでも温めたい!その信念のもと、活動を続けています。
100名もの方を無料で招待するというのは大変なことです。
往復のバス代も一切無料のご招待です。
定期的に大仏様で募金活動。
万灯会のろうそくの収益の一部もこの活動に使われますので、毎年行われる復興祈願の万灯会でローソクを販売しているのも未来連福の皆さんです。
だからこうして定期的にチャリティコンサートを開きます。
3000円というのは決して安くはないかもしれません。
でも、斎藤先生はただチャリティで福島の方にお金を出していただくのは申し訳ない。だから演目も素晴らしい方々に出演してもらいたい。
そして、鎌倉の子供たちに日本の伝統芸能を見せたい。だから子供にもたくさん来てほしい(中学生までは無料)
その思いで、活動しています。
今回ご出演してくださる方々も、人間国宝級の皆様ばかりです。
いやしい表現になってしまうことをお許しいただけるならば、東京の国立劇場などでは1万円を下さらないチケット代で演奏している皆様ばかりです。
しかし、この出演者の皆様も、斎藤先生の活動に共鳴してくださっておりますので、この豪華な企画ができるのです。
ほかにも未来連福の活動のために自分のできることで活動されている方は多いのです。
手広にある写真館の方は木材を集めかわいい台を作って1つ1000円で販売しています。この収益も未来連福に寄付してくださっているのです。
みんなができることで…この精神が未来連福プロジェクトのボランティア活動を支えています。
普段なかなか見ることのできない伝統芸能と円覚寺の管長様の講話を体験できる。しかも円覚寺という素晴らしい場所でのコンサートです。
そしてそのチケットは福島の皆様につながる。
ぜひ皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。~~~~~
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