今週の畑丸ごとセットメニュー(6/25火~6/22土)
今週の畑丸ごとセットメニュー(6/25火~6/29土)
〇きゅうり(鎌倉市手広 大平さん)
〇なす(鎌倉市手広 大平さん)
〇小松菜(横浜市戸塚区東俣野 岡本さん)
〇さくらんぼ・佐藤錦(長野 小坂さん)
【農薬使用状況】
今週の野菜・果物は農薬・化学肥料使用していません。
【放射能検査結果】
小松菜 セシウム137(1.63)セシウム134(1.44)検出限界値にて検出なし
今週はサクランボです。
だから!品数が少ないです!
すみません。
農薬化学肥料不使用、雨除けの屋根をつけて育てるサクランボです。
いつとれるか…「横井さん今年もサクランボ採れるようになりました」小坂さんからの電話待ちです。
だから、2週間前の予定にはサクランボは載っていなかったと思います。
急な予定ですみません。先週急に小坂さんの電話で決まりました。
リンゴや柑橘やメロンと違い、サクランボは日持ちしませんので、急な決定となり申し訳ございません。
そして急な決定だけでなく、高価な野菜(スイカ・メロン・サクランボ)が入る週は野菜の量が減るので、困る方もいらっしゃると思います。そういう皆様には謝ります!本当に申し訳ございません。
でも農薬化学肥料を使わずに育てた小坂さんのサクランボを毎年楽しみにしてくださっている方もいらっしゃいます。
一年に一度のお楽しみです。
とってもデリケートなので、少し茶色い部分などもございますが、どうぞご理解ください。
届いたらぜひすぐ召し上がってください。
カンタンに農薬化学肥料不使用と言いますが、サクランボはダニが着き易く、大変多くの農薬を使う果物の一つです。
それぞれの農作物には各都道府県のJA等で定めた病害虫防除暦があります。
慣行農法の場合はそれに従って農薬を使用します。
少し見づらいかもしれませんが、サクランボの一大産地である山形県の今年の表はこちらです。
最初の1~2ページ目がサクランボの表です。
http://www.okitama-yt-ja.or.jp/member/documents/2019kajyu.pdf
農薬を使う農家さんを非難しているのではありません。
農薬を使わずにサクランボを作るのは本当に大変なことです。
この頃は増えてきておりいい傾向なのですが、それでも少ない。小坂さんの功績を知っていただけたら…と思い、慣行農法との違いを知っていただけるよう掲載しました。
特に輸入のサクランボはさらにポストハーベストが加わります。
輸入時に腐ったり虫がつかない様に予防するための農薬です。
日本は世界で一番農薬が使われます。
ポストハーベストの基準も一番緩い。
世界で危険だと使用が禁止されているものでも、食品添加物としてOKを出したりしています。
野菜や果物を販売していて感じるのですが、見た目を気にしすぎなのだと思います。
これは生産者が出はなく、買う側が…です。
ピカピカでないとダメ。
小坂さんのサクランボも少し見た目の悪い部分があります。
一粒ふた粒つぶれていることもあります。そういう事にもう少し寛大になっていただけたら日本の農薬は絶対に減ります。
お米の等級を左右する出来栄えの一つに黒い点があるなしがあります。
白いお米に黒い点がついていたらそれだけで等級は下がります。
等級を良くしないと高く売れませんから、黒い点(虫による被害などで起こる)を防ぐためにたくさん農薬を使わなくてはいけません。
見た目重視の米の等級制度を見直してほしいと、農家さんからJAに申し出があったそうです。
当店の米がそうですが、黒い点がついていても何ら問題はありません。
高温の夏を過ごした米が少し白くなることもあります。
こういう季節や虫や自然による被害を受けた米を見た目だけで等級をつけるのは確かにおかしい。
等級を良くするために農薬をたくさん使うのは本当におかしい。
農家さんたちが声を上げ始めました。
野菜・果物も同じです。
ピカピカの見た目。野菜ソムリエの野菜のみたてにも疑問があります。
少し話があちこちしてしまいました。申し訳ございません。
3枚目の写真は夫の横井が書いておりますコラム(畑の便りです)どうぞご覧ください。
次週の予定なども掲載しております。
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